2021年度も注目!3万円でランドセルを買える澤田屋の口コミやメリットとデメリットまとめ
ランドセルを調べていると時々見かける「澤田屋ランドセル」は、数多いランドセルブランドの中でも特にランドセルを安く購入できるブランドです。
質の良いランドセルをなるべく安く購入したい方は多いですよね。
でも、大手メーカーや工房系ブランドで1番低価格なランドセルを、と思っても大抵5万円前後はかかります。
それでも高い!と感じる方におすすめなのが澤田屋ランドセル。
澤田屋ランドセルはどうしてこんなに安く購入できるのか、安いランドセルのメリットやデメリットは?
実際にラン活した経験がある私が、澤田屋ランドセルについて気になるポイントをまとめました!
澤田屋ランドセルの基本情報まとめ
価格帯 | 36,800円〜39,800円 |
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使用素材 | 人工皮革 |
重量 | 約1,230g |
A4フラットファイル | ◯ |
サイズ |
345×265×200 |
オーダーメイド |
× |
カタログ配布 | ◯ インターネット申し込み |
生地見本配布 |
? |
保証制度 | ◯ 6年間修理保証 |
安くて軽い!澤田屋ランドセルのメリット
フィットちゃんや天使のはねなどのメーカー系や、人気の工房系ブランドと比べると、澤田屋はまだあまり知られていないブランドです。
しかしメリットが多く、知る人ぞ知るランドセルブランドであることは間違いなし!
2021年度入学予定で既にチェックしている方も多い澤田屋のメリットをご紹介します。
澤田屋はすべてのランドセルが4万円以下で買える!
澤田屋ランドセル、最大のメリットはやはり価格帯ですね。
モデル数がそんなに多くないですが、澤田屋はすべてのランドセルが4万円以下で購入できます。
4万円以下って、天使のはねやフィットちゃんのアウトレット価格よりも安いですからね!笑
基本は3万6,000円くらいで、少し高いモデルでも最大3万9,000円なので、全然安いです。
1万円とかの安すぎるランドセルはちょっと不安でも、5万くらいかかるのは高いと感じる方にとって、澤田屋のランドセルはちょうどいい価格帯だと言えます。
澤田屋のランドセルは安くても充実の機能!
安いことが何よりも魅力の澤田屋ですが、安いからと言ってランドセルの機能性が悪いわけではありません。
しっかりと機能面も工夫されているので、安心して購入できるかなと思います。
澤田屋のランドセルは価格に見合ってる?と逆に不安になるほど機能も充実しているので、特に注目しておきたい機能を紹介しますね。
稼働ウィング
澤田屋ランドセルの背カンは立ち上がり型で、身体にフィットしやすい仕様。
背カンは左右別々に動くので、フィットちゃん背カンと同じですね。
立ち上がり型の背カンは背負いやすいと感じる子が多い機能なので、採用してくれているのは嬉しいポイントです。
肩ベルトと背当てのクッション
ランドセルの背負いやすさや、肩の痛みを軽減するのに大切なクッション機能。
澤田屋は肩ベルトにも厚めのクッションを採用しており、重い荷物を背負ったとき肩にかかる負担を軽減します。
背当てのクッションは通気性をUPして、ムレにくい構造になっています。
子どもは夏じゃなくても汗をかきやすく、特に立ち上がり型背カンで身体にランドセルがぴったり密着してしまうので、通気性は重要です。
背当てって結構気にして選ぶ方が多いので、魅力的に感じますよね。
安全ナスカン
澤田屋のランドセルには、ランドセル本体のサイドと肩ベルトの前部分にナスカン、Dカンがそれぞれ2個ずつついています。
学年が上がると荷物がどんどん増えるので、ナスカンにぶら下げられるものはぶら下げちゃう子も多いです。
ランドセルのサイドだけじゃなく、肩ベルトにもついていると、防犯ブザーを手元につけられるので便利です。
工房系ブランドだとナスカンが両側についていないモデルも結構多いので、個人的に良いポイントだなと思いました◎
ただのナスカンじゃなく、過度な負荷がかかったら取り外される安全ナスカンを採用しています。
澤田屋のランドセルは軽い!
ランドセルが軽いことも、ランドセルを選ぶ上で重要なポイントです。
最近は容量を多くするためにランドセルのサイズがどんどん大きくなり、それに比例して重さも増えていきます。
澤田屋は、少しでもランドセルが軽くなるように人工皮革を採用しています。
人工皮革の中でも、ポリウレタンという合皮素材を使っているんですよね。
そのため、ランドセルの重量はどのモデルも1,230g前後。
他のブランドだと、人工皮革モデルでも1,300g以上になることがよくあるので、澤田屋のランドセルは軽めのモデルだと言えます。
100g程度ではあまり変わらないのですが、軽いに越したことはないので、できるだけ軽いランドセルを選びたい方におすすめできるブランドです。
澤田屋のランドセルはなぜ安いの?
ここまでで、澤田屋のランドセルが機能面も考えられているランドセルであることは分かっていただけたかと思います。
しかしそうなると逆に、適当に作られたランドセルじゃないのになんで安いの?と疑問が湧いてきますよね。
わたしも調べている中で普通に気になったので、なぜ澤田屋のランドセルが安いのか、分かりやすく説明します◎
独自の仕入れルートでコストカット
澤田屋のランドセルは、信頼できる海外の工場で作られています。
ランドセルだけではないですが、基本国内産よりも国外産の方が安くなりますよね。
この段階で、すべてを国内生産しているブランドよりも大幅なコストカットが実現できます。
国外産のランドセルって怪しくない?と感じるかもしれませんが、適当な工場に作らせているわけではないので、その点は安心して大丈夫です。
他のブランドでも、国外の工場に委託して生産している場合があるので、あまり敏感になりすぎなくても良いかな?というのが個人的な意見です。
さらに、澤田屋の場合他のブランドと違い独自のランドセル仕入れルートを形成しています。
本来、海外の工場から販売店にランドセルが届くまで、様々な商社や仲介業者を介するんですよね。
そうすると関わる会社が増えるので、その分かかった費用がランドセルに上乗せされます。
澤田屋は不必要な仲介をせず、検品などもすべて自社で行うことでコストカットを実現させているんです。
店舗の数を限ってコストカット
澤田屋は、全国に販売店舗が1店舗しかありません。
そのため、人件費や店舗の維持費などを大幅にカットできるんですね。
縮小した販売形式なので、ランドセルの値段を必要以上に引き上げる必要がないんです。
澤田屋は販売するランドセルのモデル数や生産数もそんなに多くない印象なのですが、それもコストカットに関わっているのかもしれません。
仕入れやすい素材を使ってコストカット
澤田屋のランドセルは、ポリウレタンを使っています。
ポリウレタンはクラリーノやコードレなど、他の人工皮革素材よりも安く仕入れられるんだとか。
素材の値段の違いはわたしも詳しくないのですが、品質を維持しつつ低価格を実現させるために選んだ素材がポリウレタンなんですね◎
安いからこそ気になる?澤田屋ランドセルのデメリット
とはいえ、ここまで低価格を実現している反面、デメリットももちろん存在します。
より良いランドセルを選びたい保護者としては、このデメリットのほうが気になりますよね。
ということで、個人的な意見も踏まえつつ澤田屋ランドセルのデメリットをまとめてみました。
ポリウレタンは耐久性が高くない
安くてランドセルの素材として利用できるポリウレタンですが、完璧な素材ってわけでもないんです。
まぁそれだったら、他のブランドもポリウレタンを使いますよね。笑
ポリウレタンのデメリットは耐久性。
他のブランドでよく使われているクラリーノのように、耐久性や耐傷性に特に優れた素材ではありません。
もちろんある程度の傷や負荷には耐えられるのですが、どうしてもクラリーノなどには劣ってしまいます。
気をつけて丁寧に使えば問題ないかと思いますが、ぞんざいに扱ってしまうと壊れやすくなるかも。
6年間問題なく使える確率は、他のブランドよりも下がってしまうかなと感じました。
ただ、故意の故障じゃない限り無料で修理してくれるので、「修理してくれるならいいかな」と思える方であれば問題ないでしょう。
実物を見に行く機会が少ない
個人的にこれは結構致命的なデメリットですね。
私がラン活をする中で、やっぱりランドセルを背負う本人である弟に背負ってもらってはじめて分かったことが多かったので、できれば実物はチェックしたいところ。
ですが、澤田屋の場合はショールームが全国で1店舗しかなく、2020年の展示会は1回のみ。
他のブランドと比較しても実物を見に行く機会が圧倒的に限られています。
いろんな方の口コミや体験談を見ていると、実物を見ずに買ったって方も少なくなかったので、気にしない方は別にデメリットに感じないのかな?と思います。
ただ、もし届いたランドセルがイメージと違った場合、7日間以内であれば返品できるんですよね。
他のブランドは基本返品不可なので、返品OKのブランドは澤田屋以外にほとんど見たことありません。
逆にこの点は澤田屋のメリットだと思います。
もちろん返品前提で購入するのはNGですが、最悪の場合のために対応手段を残してくれているのはとてもありがたいです◎
澤田屋ランドセルのデメリットはランドセルカバーで補おう!
澤田屋のデメリットであるポリウレタンの耐久性の弱さは、水や傷などランドセルの故障に繋がる原因を防げる、ランドセルカバーを使いましょう。
ランドセルカバーは柄付きのものや透明のものがありますが、ランドセルの色を隠したくない方は透明のランドセルカバーがおすすめ。
澤田屋はオリジナルのランドセルカバーをランドセルと一緒に購入できます。
透明で、縁の色が選べるタイプのランドセルカバーです。
市販でも購入できますが、ランドセルカバーはいずれ必要になるアイテムなので、ランドセルと一緒に買っておくと楽で良いですよ◎
市販のランドセルカバーは少し大きすぎたり、逆に小さかったりする可能性があるので、ぴったりサイズで購入できる公式のランドセルカバーが1番いいかなと思います。
澤田屋のランドセルは通販での購入がおすすめ!
澤田屋ランドセルの購入方法は全部で3つ。
横浜のショールームで直接購入するか、展示会で注文するか、通販での購入となります。
デメリットとしても挙げましたが、澤田屋は店舗が1店舗のみ、展示会の参加回数も非常に少ないです。
そのため、ショールームや展示会で購入できる方はかなり限られてしまうでしょう。
澤田屋ランドセルの購入は、公式Webサイトでの通販がおすすめです。
澤田屋のWebサイトでは、実際にランドセルを購入した方のリアルな口コミが見られます。
実物を見に行ったり、スタッフさんに直接質問できる機会が少ない分、こういった口コミでランドセルの様子を確認できるのはありがたいですよね。
無理なく行ける範囲の方はショールームや展示会に行き、難しい方は通販で購入すると良いかなと思います。
兵庫県 | 8月29日、30日 |
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展示会は事前の予約が必要です。
澤田屋以外のブランドも参加している合同展示会なのでです!
特に、ポリウレタンとクラリーノの違いを比べられる機会は展示会以外にほぼありません。
行ける範囲の方は、参加を検討してみてください◎
男の子におすすめの澤田屋ランドセル紹介
澤田屋は男の子向けモデルが2モデルのみなので、たくさんある中から選ぶのは大変!って方にもおすすめ。
せっかくなので、男の子向けのランドセルモデルを2種類紹介します!
価格 | 39,800円 |
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素材 | ポリウレタン |
カラーバリエーション | アイアンブルー、バリオスブラック、キャメルブラウン |
ディオはヘリがないキューブ型のランドセルで、本革の見た目に近付けたモデルです。
ランドセル本体は単色でシンプルですが、ステッチとのコンビカラーがおしゃれですよね。
4万円で購入できるランドセルですが安っぽさがないのでおすすめです。
価格 | 36,800円 |
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素材 | ポリウレタン |
カラーバリエーション | イナズマネイビー、イナズマブルー、イナズマレッド |
イナズマっぽいデザインがかっこいいラティブ。
デザインもちょっとおしゃれにこだわりたい方におすすめです。
ディオよりも3,000円安いモデルですが、機能面は特に変わらないのでデザインの好みで選んでいいかなと思います◎
女の子におすすめの澤田屋ランドセルTOP3
澤田屋の女の子向けモデルは全部で3モデルです。
こちらも数が少ないので、必要以上に迷わなくていいのがいいなと感じました。
男の子のモデルよりもデザインがこだわられている印象があり、やっぱり女の子のランドセルはこうだよね!って思います。笑
おすすめ順に澤田屋の女の子向けランドセルをご紹介します!
価格 | 38,800円 |
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素材 | ポリウレタン |
カラーバリエーション | ピンクグロウ、チェリーブロッサム、パープルブロッサム、ピンクブロッサム |
ラティブ2は、さくらデザインのランドセルです。
お花モチーフとか、和っぽいモチーフのランドセルは少ないながらもありますが、さくらのランドセルはほとんど見たことないのでかなりおすすめ!
ランドセルの色もパステルで落ち着いています。
高学年になっても背負いやすいデザインのランドセルです。
価格 | 39,800円 |
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素材 | ポリウレタン |
カラーバリエーション | ボルドー、キャメルブラウン |
女の子向けのディオは2色で、キャメルとボルドーです。
小豆色っぽいというか、他のブランドではなかなか見ないカラーリングですよね。
シンプルなランドセルですが、おしゃれに見えるおすすめモデルです。
価格 | 36,800円 |
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素材 | ポリウレタン |
カラーバリエーション | ロザブルー、ロザパープル、ロザピンク、ロザブラウン、ロザレッド |
澤田屋のランドセルで1番華やかなモデルが、女の子向けのラティブですね。
サイドにリボンの鋲がついていて、本当に3万6,000円で大丈夫?と思ってしまうくらいです。笑
お姫様っぽいモデルなので、天使のはねなどのプリンセス系デザインが好みの子におすすめです。
澤田屋ランドセルは軽くて安いランドセルが欲しい方におすすめ!
ランドセルの高級化、ブランド重視な風潮の中で、澤田屋は安さと機能性の両立を重視したブランドです。
機能面はもちろん、安さとランドセルの軽さをメインに選びたい方に特におすすめ。
高学年になるとランドセルを使わなくなる地域の方は、あまり高いランドセルを買わなくても…と思うんじゃないでしょうか?
6年間ランドセルを使う予定がない地域の方にとっては、非常にコスパの良いランドセルだと思います。
安くて軽いランドセルが欲しい方、ランドセルを6年使う予定がないから耐久性を重視しなくても良い方など、澤田屋は需要が高いブランドです。
毎年注目している方が多いブランドですが完売時期は早くないので、他のブランドと比較、検討する時間があるのも嬉しいですよね。
もちろん価格が高いランドセルはその分質やデザインが良いことは確かですが、高ければすべて良いというわけでもないです。
自分が考えている予算やランドセルを選ぶ条件に合致する方はぜひ、澤田屋のランドセルを候補に入れてみてくださいね!