【2021年度最新版!】ランドセルの選び方や買うときのポイントまとめ
更新日:
子どもが年長さんになると必ず向き合わなければならなくなる、ランドセルどれにするか問題。
最近はランドセルのブランドやモデルが増えて、カラーやデザインなどの選択肢も非常に幅広くなりました。
子どもどころか大人も目移りしてしまうくらいなので、ランドセル1つ選ぶにも時間がかかり一苦労です。
私には年の離れた弟がいて、年長さんになる前から母親に「ランドセルはあんたが買ってあげてね」と言われていました。
弟が年中さんの時、当時私は大学生!
私自身のランドセルは、母親に「はいこれランドセルね」って決められたので、そんなにラン活が大変ってイメージがなかったんですが。
せっかく何万円もする大きな買い物で、バイトもたくさん頑張ったので、とことんこだわって選んでやろう!とランドセルについて調べてみたところ…。
ランドセルの色ってこんなにカラフルなの!?
A4フラットファイルが入るランドセルって何!?
最近のランドセルって通販で買うの!?
何より1番驚いたのは、私がランドセルについて調べ初めた6月頃には完売しているランドセルがあること!
あれ、もしかしてめっちゃ出遅れた?と思い、母と協力して夏前に無事購入。
正直ランドセル選び舐めてました。本当に大変だった…。
あの大変さを振り返り、これからランドセル選びをするママさんたちのお役に立てればと、ランドセル情報サイトを立ち上げました!
ランドセルを選ぶ時にどんなポイントを抑えておくべきか?
事前に知っておいたほうがいいことはなにか?
弟のために本気でランドセルを選んだ私が、ランドセル選びの極意をお教えします!
ランドセル選びは、事前にどれだけ知識があるか、購入したいランドセルのイメージが決まっているかなどによって、動き方が変わります。
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2021年度入学者に人気のランドセルが知りたい方
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どんなランドセルブランドがあるか知らない方
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ランドセルを購入する時に大切な選び方のポイント
ブランド・モデル数が多いので、ランドセルは「何を重視して選ぶか?」が大切です。
基本的に子どもの意見を最優先に考えるべきだと思いますが、子どもはランドセルの色やデザインしか基準にしません。(まぁ、当たり前なんですけど笑)
それ以外のポイントは、保護者が上手に基準を決めて選んでいく必要があります。
では、ランドセルを選ぶ時にチェックしておくべきポイントって何でしょう?
参考までに、私が弟のランドセルを選ぶ際に重視したポイントはこれ。
- ランドセルの本体、背当てが黒色
- 通学距離が長いので、軽いもの
- 田舎なので、派手すぎないデザイン
- 実物を見に行けるブランド
ランドセルの色は弟の希望ですが、それ以外は母親が決めた条件でした。
背負った時に痛みがないかも重要なので、我が家の場合「行ける範囲に実物が展示されているブランド」というのも条件の1つ。
私がランドセルを選んだ経験も含め、ランドセルを選ぶ際に大切にしたいポイントを紹介します!
子どもの負担にならない背負いやすさ
ランドセルを選ぶ時、保護者として何よりも重視しなければならないのがランドセルの背負いやすさ。
保育園・幼稚園を卒業したばかりの小さな子が、何冊も教科書を入れて歩かなければいけません。
そのため、子どもの身体に負担がかからないランドセルを選びましょう。
子どもが重い荷物が入ったランドセルを背負ったときのことを想像してください。
重いリュックを背負って何分か歩くと、荷物の重さが肩にのしかかって疲れます。
さらに、体の重心を後ろに引っ張られるので腰が痛くなってしまいます。
これは、大人でも同じですよね。
子どもの身体に負担にならないランドセルを選ぶ時にしっかりチェックしたいのが、ランドセルの肩ベルトと背カン!
背カンとは、肩ベルトとランドセルの本体を繋ぐパーツです。
この背カンの形で、肩ベルトの形が決まります。
立ち上がり型背カン
立ち上がり型背カンとは名前の通り、肩ベルトの付け根が立ち上がった状態で固定されているランドセルのことです。


今まではフィットちゃんや天使のはねなど、大手メーカーランドセルの特徴でしたが、最近は工房系ランドセルも立ち上がり型背カンを採用するブランドが増えてきましたね。
重い荷物を背負うと重心が下にさがり、身体に負荷をかけてしまいます。
しかし、肩ベルトの付け根が立ち上がっていることでランドセルの重心を上に引き上げて固定できるので、肩や腰にかかる負荷を減らせるんです。
引用:黒川鞄公式サイト
立ち上がり型背カンは身体にフィットしやすく、軽く感じることから毎年人気ですね。
非立ち上がり型背カン
逆に非立ち上がり型背カンは、肩ベルトの付け根が立ち上がった状態で固定されていない、いわゆる普通のランドセルです。


非立ち上がり型の肩ベルトは形が固定されていないので、背負い続けることで子どもそれぞれの肩の形に合わせてベルトが変化していきます。
背負い始めは革が硬く、違和感を感じる子も多いですが、革が馴染んでいくと肩にフィットしてくれますよ。
気になるのは「どっちがいいのか」ってことだと思いますが…。
立ち上がり型背カン、非立ち上がり型背カンどちらにもメリットとデメリットがあり、どちらが良いとははっきり甲乙つけがたいんです。
簡単にそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
立ち上がり型背カンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・身体にフィットして負担になりにくい |
・体型によっては肩ベルトが食い込んで窮屈に感じてしまう子がいる ・肩ベルトがずっと固定の形なので、ロッカーなどにしまいにくい可能性がある |
非立ち上がり型背カンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・肩ベルトが子どもの肩の形に馴染むので結果的に背負いやすくなる ・ロッカーなどにしまいやすい |
・肩ベルトを上手に調整しないと、子どもの身体にフィットしにくい ・馴染むまで違和感を感じる可能性がある |
こればっかりは、実際に背負ってみないとわからないかもしれません。
というのも、やっぱり子どもの体格や型の形などによって負担を感じないランドセル、逆に痛みを感じてしまうランドセルが違うんです。
弟の友達で体格が大きめの男の子は、天使のはねの立ち上がり型背カンが窮屈に感じ、動きにくかったんだそうです。
ちなみにうちの弟はフィットちゃんと萬勇鞄のランドセルを体験で背負いました。
両方とも立ち上がり型の背カンなのですが、フィットちゃんは特に違和感なく、萬勇鞄は少し肩が痛かったようなので、やはり個人差が大きいですね。
背カンの形だけでなく、ベルトの形状なども背負いやすさや身体の締め付けなどに関係します。
子どもにランドセルを背負わせてみて、負担がなさそうか、痛みを感じないかなどをしっかり確認しましょう。
質感や重さが変わるランドセルの素材
自分がランドセル背負っていたときは気にしていなかった素材。
見た目や風合いだけでなく、重さなどもかなり変わるので、保護者としてランドセルを選ぶ際には気をつけておきたいポイントです。
ランドセルの素材は主に3種類あります。
コードバン
コードバンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・高級感がある
・使い続けると風合いが増す ・傷がつきにくい |
・価格が高い ・カラバリが少ない ・重い ・モデルによってはメンテナンスが必要な場合もある |
ランドセルの素材で最も高級なのが、コードバン(馬革)です。
馬1頭からランドセル2個分くらいしか作れないらしいので、かなり希少価値が高いですね。
そのためランドセルの価格も高く、だいたい8万円〜10万円以上になります。
また、革に色を付けるのも難しいため、他の素材ほどカラフルなモデルが少ないのも特徴です。
牛革
牛革のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・高級感がある
・使い続けると風合いが増す ・傷がつきにくい ・比較的手頃な価格で購入できる ・カラバリが多め |
・比較的重い ・モデルによってはメンテナンスが必要な場合もある |
牛革は昔からランドセルの素材として主流でした。
今までは水に弱く、濡らしたらお手入れが大変!なんてイメージがありましたが、最近はしっかり防水加工されている牛革ばかりなので安心です。
メンテナンスの手間が減り、本革ながら価格帯も高すぎないので、適度な高級感が欲しい方が手軽に購入しやすい素材となりましたね。
牛革ランドセルの価格は、デザインやブランドによって変わりますが、だいたい5万円台〜10万円未満くらいでしょうか。
人工皮革と同じくらいの価格で購入できるモデルも多いです。
人工皮革
人工皮革のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・傷がつきにくい
・汚れを簡単に落とせる ・購入しやすい価格帯 ・カラバリが多い ・軽い |
・本革のような風合いはない |
ランドセルといえば、で思い浮かべるフィットちゃんや天使のはねなど、大手メーカー系が採用している素材が人工皮革です。
クラリーノやコードレなど有名な素材をはじめ、池田屋のベルバイオのようにブランドオリジナルの素材も存在します。
人工皮革は水に強いので汚れても水や中性洗剤で洗える手軽さが魅力。
傷もつきにくいし、何より軽いので、ランドセルの素材としてかなりおすすめです。
本革よりも生産が簡単なのでどんな色の革も作れますし、価格も非常に良心的。
デザインなどにもよりますが、人工皮革のランドセルは最低2万円台〜7万円程度ですね。
だいたい5万円前後で購入できることが多いです。
我が家も弟のランドセルは人工皮革にしたし、おすすめしたいんですが、少し気をつけてほしいのが合皮のランドセル。
合皮も人工皮革の一種なのですが、クラリーノなどランドセルによく使われる素材と比較すると弱いです。
革が剥がれやすかったり、トラブルが起こる可能性もあります。
人工皮革のランドセルの中でも、どんな素材なのかしっかり確認しましょう。
2021年度人気の色やデザインは?
子どもがランドセルを選ぶ際に1番重視するポイントがランドセルの色ですよね!
最近は本当にカラフルなランドセルが増えたので、大人でさえ目移りします。笑
特に女の子は刺繍などのデザインが豊富ですし、こだわりが強い子が多いので、ランドセル選びが難航する家庭も多いのではないでしょうか?
ランドセル博士では、楽天リサーチ(現在は楽天インサイト)を利用して、実際に何色のランドセルが人気なのか独自に調査しました!

男の子はランドセルの本体が黒で、フチやステッチがカラフルなコンビカラー。
女の子は赤とピンク系のランドセルが特に人気でした。
人気のカラーだけでなく、気になるのは最近増えてきた水色やラベンダーなどのカラー。
私たちが小学生だった頃は、全く見かけなかったカラーです。
今では当たり前とはいえ、本当に水色やラベンダーでいいのか?と思ってしまう方もいると思います。
楽天リサーチで集めたリアルな口コミや私のラン活、弟の小学校の様子などを踏まえて、今のランドセル色事情を詳しく解説している記事があります◎
ランドセルは何色が人気なのか、この色で大丈夫なの?なんて不安を抱えている方は、一度チェックしてみてくださいね!

ランドセルの価格によって変わることはある?

ランドセルは価格的にも、思い入れ的にも大きな買い物です。
冷静に考えたら、6歳の子どもに何万円もする鞄を買ってあげるのってやばいな!と思うんですが、素材も機能も一級品なので仕方ないお値段ですよねえ。
私の場合は自分の予算5万円+祖父母の援助5万円で、10万円以内のランドセルを探していました。
保護者的には、より良いランドセルをよりお得に購入したいですよね。
もちろん「安いものでいいや」って妥協はしたくないので、できる限り低価格で、できる限り良い品質のものを買いたいと思うでしょう。
安すぎるランドセルを買って、他の子と比較して安っぽいランドセルっていうのも子どもがかわいそうだし。
無難な価格のランドセルを選びたい方向けに、先輩ママがどれくらいの価格帯のランドセルが購入されているのか楽天インサイトで調査してみました。
価格についての設問内容はコチラ。
購入、または予約したランドセルの価格帯はどのあたりですか?
回答は選択式で、以下の7択から選んでもらいました。
- 〜20,000円
- 20,001円〜35,000円
- 35,001円〜45,000円
- 45,001円〜60,000円
- 60,001円〜80,000円
- 80,000円〜100,000円
- 100,001円〜

だいたい4万円以上6万円以下のランドセルを購入した方が1番多かったです。
グラフで言うと、オレンジ色の部分です。
45,000円以上だと、フィットちゃんや天使のはねなどの有名ブランドも、A4フラットファイル対応のモデルを購入できる価格。
6万円以下であれば、ものすごく高い!と感じることもなく、手を出しやすい価格帯なんですね。
その次が35,000円〜45,000円です。
グラフでは、黄色の部分。
だいたいこの価格で、イオンランドセルやフィットちゃんのA4クリアファイルサイズモデルを購入することができます。
3番目に多いのは6万円〜8万円。
グラフでは黄緑色の部分です。
ランドセルにかける金額としては高いな…と感じる方も増えてくる価格帯です。
だいたい、5万円台後半から10万円にかけてが、最近人気の工房系ランドセルの価格帯です。
そう考えると、6万円以上のランドセルを購入している方が多い理由もわかりますね。
ランドセルによって価格に差があるのはなんで?
ランドセルの価格は、使用している素材、技術、ブランド料など、様々な要因によって価格が大きく変わります。素材による価格の違い
本革は天然素材のため、価格は人工皮革より高くなりがちです。
特に、部位によって入手が困難な素材や馬革は貴重なので、価格も高くなります。
試しに、2018年度に販売されていたランドセルの平均価格を計算してみました。
人工皮革ランドセル
調査対象 11ブランド128モデル平均価格 60,958円
本革ランドセル
調査対象 8ブランド46モデル平均価格 87,446円
やはり、素材で比べると人工皮革と本革では3万円近くの差がありますね。
ブランドごとに見てみると、天使のはねやフィットちゃんなどの有名大手メーカーと、萬勇鞄や土屋鞄などの工房系ブランドでは、同じ素材ならばほとんど価格の差はありませんでした。
人工皮革は約4万円弱〜約8万円ほど、本革は約5万円〜約11万円が主な価格帯です。
技術や機能による価格の違い
具体的に詳しくは関係者じゃないのでわかりませんが、特許や商標登録されている技術を利用する場合はライセンス料が発生します。
もしかしたら、ランドセルにもその分、金額が少し上乗せされているかもれません。
イオンがふわりぃの背カンを利用していたり、LIRICOがフィットちゃん背カンを利用していたり、なんて話は結構有名ですね。
また、そんな難しい話でなくとも、同じフィットちゃんでも安ピカッ搭載モデルはそうじゃないモデルよりも価格が上がっています。
同じブランド内でも搭載される機能の差で数千円から1万円ほど価格が変わるので、同じような見た目なのに価格が違う!なんて場合には機能や素材を確認してみると良いですよ。
ブランドによる価格の違い
それだけでなく、メゾピアノやイノセントワールドなど、ファッションブランドがデザインしたランドセルも人気が高まってきています。
このような、ブランド自体に力があるランドセルは、全く同じ機能や素材であっても、他のランドセルよりも少し価格が高くなっていたりします。
ランドセルは安く買えるに越したことはない!けれど…
我が家は偶然予算内であったこと、そして希望の見た目や機能が搭載されているランドセルだったことから、75,000円くらいのフィットちゃんグランナイトを購入しました。
予算内だったとは言え、同じような機能とデザインでこれより安いものがあれば、間違いなくそちらを買っていたと思います。
ランドセルの価格を見続けてるとだんだん感覚が麻痺してきて、「5万8千円?安いじゃんw」とか思ったりしますが、冷静に考えたら6万近い鞄が安い訳がない!笑
よく、1年1万円だと考えれば6万円くらいのランドセルは妥当な価格だ、という話を聞きます。
でも、6万円も大金ですよねえ。
実際に色んなランドセルを見に行ったり、機能を調べまくった私的な見解は、3万5千円以上のランドセルであれば基本的に安心して使えると思います。
もちろん機能や素材、販売元はしっかり確認しましょう。
ぶっちゃけランドセルは安かろう悪かろうなので、高ければ高いほど良いものに決まってます。
それでもそんなにお金出せないって人ももちろんいらっしゃると思いますので、よければ参考にしてみてくださいね。
2021年度人気のランドセルランキング
2021年度入学者向けのランドセル販売は、もうすでに始まっています!
現時点で人気を集めているランドセルブランドをランキング形式でご紹介します!
フィットちゃん

予算目安 | 4万円〜10万円 |
---|---|
素材 | 牛革、人工皮革 |
フィットちゃんはやはり、有名メーカーってこともあり安定した人気がありますね。
2021年度入学者向けのランドセルは、8月31日までの注文は必ず購入できる受注生産方式をとっています。
安心して購入できるので、今からラン活を始める方にもおすすめしたいブランドです。
他ブランドのランドセルにも採用されるほど人気のフィットちゃん背カンは、子どもの負担軽減を第一に考えた優秀な機能です。
フィットちゃんについて詳しくは「フィットちゃんのランドセルを徹底調査したら口コミが凄かった!」にまとめました。

天使のはね(セイバン)

予算目安 | 5万円〜10万円 |
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素材 | 牛革、人工皮革 |
セイバンは国内のランドセルシェア率NO,1の大手メーカーブランド。
エレガンスな雰囲気のデザインが多く、きらきらしたランドセルが欲しい方にぴったりなブランドです。
PUMAやCONVERSEとのコラボランドセルもあります。
背負やすさを追求した天使のはねパーツは、肩ベルトを立ち上げるセイバンならではの特殊なパーツ。
小柄な子でも背負いやすいランドセルですよ。
天使のはねについて詳しくは「口コミ人気NO,1のセイバン 天使のはねランドセルの秘密を大解剖!」にまとめました。

萬勇鞄

予算目安 | 5万円〜10万円 |
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素材 | コードバン、牛革、人工皮革 |
萬勇鞄は工房系ブランドの中でもメーカー系よりのおしゃれなデザインが多いブランドです。
デザイン性も重視しつつ、質の高い工房系ランドセルを探している方に一度チェックして欲しいブランドです。
工房系ランドセルですが完売時期も早すぎず、今からのラン活でも十分に間に合います。
萬勇鞄について詳しくは「カラフルで個性的な工房系ランドセル、萬勇鞄の実態や口コミは?」にまとめました。

鞄工房山本

予算目安 | 5万円〜19万円 |
---|---|
素材 | コードバン、牛革、人工皮革 |
工房系ランドセルについて調べている方なら必ずと言っていいほど知ってる、鞄工房山本のランドセル!
山本は人気すぎるあまり、販売開始から5分で完売するモデルが出るほど大盛況だった年もあります。
ちなみに私が弟のランドセルを買ったときはもう全モデル完売してた気がします。
その翌年に5分で完売していましたね。
サイトに張り付いてたんですが、信じられないほどのスピード感でした。
そんな大人気の山本ですが、今年からは生産体制が整ったため昨年までより購入しやすくなりました。
まだ完売しているモデルもないので、今からの購入も余裕で間に合います◎
鞄工房山本について詳しくは「毎年大人気の鞄工房山本のランドセルの評判や口コミは?」にまとめました。

ランドセルの羽倉

予算目安 | 5万円〜9万円 |
---|---|
素材 | コードバン、牛革 |
ランドセルの羽倉は、2018年頃に発足した最新工房系ブランドです!
牛革なのに全17色から選べる耐性牛革スタンダードは2021年度も人気で、既に完売しているカラーもあるほどです!
他のブランドにはない珍しい色のランドセルも購入できることで人気が集まっています。
鋲がないシンプルなかぶせも個性的で、他の子とかぶりたくない!って方に人気ですね。
今年からオーダーメイドができるようになったので、自分だけのランドセルを作りたい方にもおすすめです。
ランドセルの羽倉について詳しくは「羽倉ランドセルの口コミや特徴って?おすすめなど徹底解剖!」にまとめました。

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\女の子向けのランドセルランキングはこちら/
最近人気の工房系ランドセルとは?
ランドセルブランドについて調べていると見かける「メーカー系」「工房系」の文字。
最近は工房系ランドセルが人気ですよね、高級感もあっておしゃれだし、老舗らしいこだわりがあるので機能面も申し分ないので。
ブランドの系統分けに使われている言葉だということはなんとなく分かりますが、具体的に違いはあるのでしょうか?
結論から述べると「この条件をクリアしたら工房系ブランドと名乗れる」という明確な基準はありません。
では工房系ブランドってどいうことなのか?
人気の工房系ブランドは?…などなど、工房系ランドセルについては「2021年度人気の工房系ランドセルを比較!失敗しない選び方のポイントを紹介します」にまとめています◎
ランドセルは先輩ママ・パパの口コミを参考に選ぶが吉!
私がランドセルを選ぶ際、結構重要視して調べたのが「先輩ママとパパの口コミ」です!
弟が実際に背負ったときの感想とか、メーカーのサービスとかも大切なんですけれど、気になるのは「そのランドセルを背負い続けてどうだったか」って話なんですよね。
買ってすぐのランドセルなんて傷もつかないしきれいに決まってるし。
プロにフィッティングしてもらってるので、まぁ背負いやすいに決まってると思うんです。(超天の邪鬼ですみません)
「この機能は正直いらなかった」とか「いうて傷つきやすかった」とか、数年ランドセルを背負ってランドセルに通った子にしかわからない口コミが欲しかったんです。
結果的に、私がランドセルを探してるときは見つかりませんでした。
ラン活しました〜みたいなブログ記事はあったんですけれど、その子が3年生、4年生になったときのランドセルの状態とかは記事になってないことがほとんど。
特にブログに書くほど大きなトラブルがなかった、って思うと安心ポイントではあるんですけどね。
私以外にも、「結局知りたいことがわからなかったな」って保護者の方も多いんじゃないかなと思い、これからラン活をする方のために先輩ママとパパの口コミを徹底的に集めました!
「このブランドは買ってよかった」なんて口コミから、機能面についての口コミまで独自に調査しています。
これは自信を持って「ラン活する人は1回この記事を見て!」と言える記事です。
ぜひ一度チェックしてみてください!

リアルラン活体験談を活用しよう!
口コミと合わせてチェックしておくといいのが、ラン活体験記。
さきほど言ったようにブログなどで公開している方が多いですが、最近はインスタなどでもよく見かけますね◎
ラン活体験記は、どんなブランドがおすすめ〜とか、こういう機能が良かった〜って話ももちろんいいんですが。
この時期からラン活始めたんだな〜とか、展示会やランドセルが展示されている店舗の様子とか、すごい詳しく見られるのでおすすめです。
ランドセル博士では、ラン活を経験したママさんやパパさんに独自でインタビューし、ラン活体験記を集めています◎
私がフィットちゃんランドセルを購入するまでの道のり
実はランドセル博士のサイト内で結構人気が高い記事が、私が弟のランドセルを購入するまでのラン活体験記です!
ご覧いただきありがとうございます!

弟のランドセルは3年前に購入しました。
今年は3年生になります。でっかくなりました!
いろんな条件と弟の意見を踏まえ、最終的に私が購入したのは「フィットちゃん グランナイトブラック」です!
ランドセルの価格は7万円くらいで、まぁ予算内の良いランドセルが購入できました。
ラン活の時期とか知らなかったので、結構余裕ぶっこいててスタートダッシュが遅れてしまった気がしたんですが、結果的に後悔のないランドセルが選べたと思います。
私のラン活スケジュールや、ランドセルが届くまで、そして届いた日の様子など、詳しくはラン活記をご覧ください◎

ランドセルを購入する時に気をつけたい注意点
決して安くない買い物なので、ランドセル選びは失敗したくないですよね。
私がランドセルを購入する時に「知っとけばよかったな」と思ったポイントや、ラン活中の方が気になるだろうなって内容をまとめました。
人気モデルは完売の可能性も!ランドセルの適切な購入時期

私がラン活をした時に唯一失敗したな、と思ったポイントなのでこれは声を大にして言いたいんですが、ランドセルの購入時期は今かなり早まっています!
私が子どもの頃、あんまり記憶ないんですが、ランドセルの購入は冬とか年明けでも全然良かったと思うんですよね。
ランドセルをお店で見せられて「はいこれね」って言われた時、長袖だった気がする…。少なくとも春ではなかったです笑
最近はGW明けくらいまで受注生産にしてくれているブランドもあります。
(鞄工房山本や土屋鞄など…)
あまりに早いタイミングでの完売はなくなりましたが、それでも4月〜5月までにカタログなどで検討しておき、6月〜夏休みまでには購入しておくことをおすすめします。
黒川鞄など、受注生産期間もなく完売時期が非常に早いブランドは、もっと早く動き出さなければなりません。
逆にフィットちゃんや天使のはねなどのメーカー系は基本的にほぼ売り切れないため、もっとゆっくり選んでも大丈夫です。
ブランドごとの目安は以下のとおりです。
早期完売する工房系ランドセルの動き出し
年明け〜3月 | カタログ請求 |
---|---|
3月〜4月 | 展示会や店舗へ実物を見に行く |
4月初旬〜中旬 | ランドセル注文完了 |
夏までに完売モデルが出る可能性がある工房系ランドセルの動き出し
3月〜4月 | カタログ請求 |
---|---|
3月〜5月 | 展示会や店舗へ実物を見に行く |
6月〜夏休み | ランドセル注文完了 |
完売しにくいメーカー系ランドセルの動き出し
4月〜6月 | カタログ請求 |
---|---|
6月〜夏休み | 展示会や店舗へ実物を見に行く |
夏休み〜冬 | ランドセル注文完了 |
いずれにしても早く動き出す分には問題ないので、思い立った時からカタログを請求したり、展示会に行く予定を立てたりすると良いですね。
Web上でもランドセルの情報や機能などを見ることができますが、私はカタログ請求をおすすめします!
Webサイトでは詳しく知ることが出来ないランドセルの制作過程や素材について、ランドセルの機能についてなど、カタログには様々な情報が載っています。
Webサイト上で欲しい情報を探そうとするとどこにあるか分かりにくくが多くて時間がかかるんですが、カタログだとすぐに目的の情報を得ることが出来るのもありがたい点。
そして何より嬉しいのが、ランドセルの素材見本がもらえること!
実際の生地の質感や色味などをしっかりと自分の目で確認するできます。
また、耐傷性も自分で傷をつけてみて確認したり、撥水や汚れをどう落とせるかなどもチェックしてみたり、いい事づくしです。
カタログ資料請求のポイント
カタログや素材見本にも、ブランドによっては数に限りがあります。
特に、工房系ブランドのカタログは人気が高く、配布期間が非常に短くなっています。
2018年度入学ののラン活では、2017年7月中旬の段階で、萬勇鞄、中村鞄、鞄工房山本、ランドセルの生田はカタログの配布が終了していて、私も手に入れることができませんでした…。
また、土屋鞄はカタログは請求できましたが、革見本は終了していました。
新年度用のカタログ配布開始時期は主に年度が変わる4月に始まることがほとんどです。
しかし、カタログの申込は結構早いうちから始まります。
2020年度版のカタログで、1番申し込み開始が早かったのは中村鞄!(私が他のブランドを見逃してなければ!)
なんと、10月上旬の段階で申し込みができました。
早〜!って笑った覚えがあります。
ちなみに来年度(2022年度入学者用)のカタログ最速はランドセルの羽倉!
すでに、現在年中さん向けのランドセルカタログ予約が始まっているので、気になる方は予約しておくと良いですね◎
その他のブランドも、カタログの申込は年明け頃から開始されます。
気になるブランドをピックアップしておいて、年明けころからこまめにチェックしておくと確実に資料をゲットできますよ!
個人的におすすめなのは、池田屋ランドセルのカタログです。
DVDが付属していて、ランドセルに対するこだわりや選び方のポイントなどがよく分かりました!

ランドセルは購入する場所も大切!

私が1年生になる時、ランドセルは店頭で購入が当たり前でした。
ネット通販が今ほど普及する前だったこともあり、当時は通販でランドセルを買う!って思考にならなかったのかも。
しかし今では、様々な方法でランドセルを購入できるようになりました!
ブランドによっては購入する場所で割引価格などが変わることもあり、購入場所も検討しておくべき要素の1つになっています。
ランドセルの主な購入場所は大きく分けて3つです。
百貨店、量販店
百貨店、量販店のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・色んなブランドを比較して選べる
・百貨店、量販店ごとの限定モデルがある ・百貨店や量販店のポイントを貯められる ・百貨店や量販店のセールを利用できる ・気軽に見に行ける |
・工房系ランドセルは購入できない可能性が高い ・スタッフがランドセルの専門家でない可能性がある |
イオン、イトーヨーカドーなどの商業施設や、三越、そごうなどの百貨店でランドセルを購入できます。
通販で購入する方が増えたとはいえ、百貨店などでの購入は未だに根強い人気があります。
買い物のついでに見に行けるし、子どもも変に緊張しなくていいのでリラックスして選べますよね。
商業施設ごとのクーポンを使えたり、ポイントを貯められたりするのも大きなメリットです。
ランドセルは少なくとも3万円以上の買い物になるので、ポイントも結構貯まるはず。
工房系ランドセルはほとんど入荷されないので、メーカー系ブランドを検討している方はメリットが多い購入場所でしょう。
各ブランドの店舗、ショールーム
各ブランドの店舗、ショールームのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・そのブランドすべてのモデルがチェックできる
・スタッフの知識が豊富なので、どんなことでも聞ける ・店舗やショールーム購入限定特典がもらえる可能性がある |
・他のブランドとその場で比較できない ・非常に混むので、ゆっくり選べない可能性がある ・場所が限られているので、行きたくても行けない場合がある |
ランドセル選びの際、一度は見に行ってみたい各ブランドの店舗やショールーム。
そのブランドすべてのモデルをチェックできるので、ある程度購入するブランドを絞っている方は行ってみることをおすすめします。
ただし、展示会や百貨店と違いその場で他のブランドと比較できないのがデメリット。
もしかしたら違うブランドのほうが背負いやすいかも…と思っても、比べにくいです。
違うランドセルを体験できる場所に移動している間に、子どもが感覚を忘れてしまったり、集中力が切れたりする可能性もあります。
我が家はフィットちゃんのショールームと萬勇鞄の委託店舗へ、同じ日に体験に行きました。
幸い近い場所にあったので上手に比べられましたが、何時間も移動しなければらない場合は注意しましょう。
展示会
展示会のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・色んなブランドのランドセルをその場で比較できる
・スタッフが各ブランドのプロなので、何でも質問できる ・展示会限定の特典がもらえる可能性がある ・知らなかったブランドと出会える |
・スタッフに時間をかけて説明してもらえない可能性がある ・非常に混雑しているので、子どもの集中力位が切れやすい ・場所が限られているので、行きたくても行けない場合がある |
展示会も場所が限られてしまうのでなかなか難しいですが、ぜひ足を運んでみて欲しい催しの一つです。
ショールームと違って他のブランドとも気軽に比較できるので、まだランドセルのブランドを絞れていない方にもおすすめ。
店舗が全国に1〜2箇所しかなく、実物を見に行くためには展示会に行かなければならないブランドも多いので、注目している方もいっぱいいると思います。
ランドセルの展示会は独特の雰囲気があってモチベーションも上がります!
私も実際に展示会に参加したことがあるのですが、すごい楽しかったです!笑
私の展示会レポートはこちらからご覧ください!

通販
通販のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・好きなブランドのランドセルをどこからでも買える
・通販限定で割引されるブランドもある ・在庫状況をチェックできる |
・展示会やショールームなどに行かなければ、実物をチェックできないブランドもある |
最近のランドセル購入場所の主流となってきているのがWebサイトからの通販です。
楽天やAmazonなど、大手通販サイトからも購入できますが、基本的に詐欺を防ぐため、各ブランドの公式サイトからの購入をおすすめしています。
そのブランドの店舗が近くになくても好きなタイミングで購入できるので、特に都市部以外の地域に住んでいる方が利用することが多いですね。
完売しているかどうかをリアルタイムでチェックできるので、欲しいモデルがあって店舗に行ったのに買えなかった!なんてことにはなりにくいです。
展示会などに行かなければ実物をチェックできないのが唯一のデメリットでしょう。
展示会や店頭でチェックして、家に帰ってからゆっくり決断して通販で購入する形でもいいと思います。
アウトレットランドセルや、セールのランドセルは購入しても大丈夫なの?
ランドセルを選ぶ際に、アウトレットやセールで安くなってるランドセルってかなりお得に買えるのでは?と思う方も多いはず。
毎年、展示品や前年度モデルのランドセルなどを割引価格で販売するアウトレットランドセルは結構人気です。
ブランドにもよりますが、機能的にも見た目的にも特に問題ないランドセルが定価の7割〜5割り程度の価格で購入できます。
アウトレットとかセールとか、安くなってるランドセルって大丈夫なの?と不安に思う方もいるかもしれません。
結論から述べると、公式サイトで販売されているランドセルまたは、各ブランドの店舗やショールームで販売されているアウトレットランドセルは基本的に問題ありません。
粗悪品だったり、古すぎて壊れかけだったり…なんてこともないです。
購入する前に「なぜアウトレット品なのか」を説明してくれるブランドがほとんどなので、納得の上で購入できます。
アウトレット品やセール品について詳しくは「ランドセルを安く買いたい!型落ちランドセルってどうなの?」をご覧ください◎